子連れ出勤

子連れ出勤制度は迷惑なのか。政府の補助金や満員電車への対応などいろいろと考えるべきことはありそうです。

子連れ出勤をオプションにできるように

政府が子連れ出勤を推進。一方で現場の母親の思惑とは温度差あり。こんなことが言われています。

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冷静に考えてみるとどちらか一方ではないですよね。つまり、子連れ出勤するしかない状況なのか、子連れ出勤を全くしなくてもいい状況なのかの二者択一ではないということです。

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臨時休園や休校などで子どもの受け入れ先が見つからない時、職場への子連れ出勤ができるようにしたのは、樹脂切削加工などを手がける洛陽化成(久御山町)や医療法人の永原診療会(上京区)。桂保育園(西京区)は、子どもが体調を崩したり災害が起きたりした時に学校などに迎えに行けるように、職員を帰宅させる制度を導入した。

基本は安心して預けることができる保育園を見つけられるのが一番いいのかもしれません。ただ、そういうわけにも行かない時や働き方や職種によっては保育園がやっていない時間帯で働くことも必要になってくるかもしれません。そういう時に職場を頼れるようにしておく、ということが必要かもしれませんね。

それとそろそろ勤務時間が長いことを偉いとする風潮?はなくしていったほうがいいでしょう。

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子連れ出勤を認めたウエダ本社(下京区)社長の岡村充泰さん(55)は「働く時間が長いほど、より多くの仕事をしている」とみなす考え方を否定する。「『労働の価値=時間』という考えに限界がきている。働き方改革というが、時間軸の呪縛を崩さなければ変われない」と訴え、同時に固定化した働く場所や形にも疑問を投げ掛ける。

いかに社員の生産性を上げるか、そのための環境を整えるか、配置を最適化するか、そういったことを考えることが経営者の仕事になっていくのではないでしょうか。どうやったら言うことを聞かせられるか、自分の思い通りにできるか、といったマウンティング思考の会社、経営者、管理職からの脱却が求められるのかもしれません。もちろん社員は結果を求められますから大変にはなりますね。