子連れ出勤

子連れ出勤制度は迷惑なのか。政府の補助金や満員電車への対応などいろいろと考えるべきことはありそうです。

子連れ出勤が迷惑に欠けてる考え方は?

k子連れ出勤は迷惑なのでしょうか。

結論から言うと迷惑と言ってもいいかもしれません

のっけから結論ですが、迷惑か迷惑じゃないかというと迷惑になるのでしょう。他の言い方をすると、仕事の効率が上がるか下がるかでいうと下がるでしょう。子連れ出勤ということは当然子供が職場にいるわけで、つきっきりとは言わないまでも何かしら世話をしたりするかもしれません。世話をしなくていいかもしれませんが、声がうるさかったりして、親はもちろん職場の他の人達の仕事の効率は落ちる可能性が高いでしょう。特に子連れ出勤を始めた直後などはその傾向が顕著に出る可能性は高いでしょう。

しかし、今後は増えていくでしょう

とはいってももう共働き世帯が増えているのは既知の事実ですし、保育園などが不足しているというのも同じく事実です。そういった状況や働き方改革といった状況も踏まえると、今後子連れ出勤は増えることはあっても減ることはないかもしれません。会社としても優秀な人材を引き止めるための施策として子連れ出勤を制度化するかもしれませんし、CSR、コーポレートソーシャルレンスポンシビリティー、会社の社会的責任といった形で導入を考えるところも出てくるでしょう。

働き方を再度考えよう

となると、後は子連れ出勤って迷惑だなー、って声を上げたところで、仕方がないので、どのように対応していくのがいいのか、ということを考えていきましょう。ポイントは働き方の再考です。

これまで仕事場と家は全く別のものと考えている人が多かったかもしれません。少なくともサラリーマンはそうですよね。だから職場に家の事情が入り込むと少し戸惑ってしまうのです。仕事はON、家はOFF。そういった考え方をしていたかもしれません。

しかし、これからはそういった考え方も変えていく必要があるかもしれません。既に自宅勤務、リモート勤務という働き方もあります。この場合自宅は職場であり自宅です。自宅で働いている人が子供が邪魔だ・・・とは考えないでしょう。逆に子供が目に届くところにいるので、安心して仕事ができる。そう考えているのではないでしょうか。

場所の概念を変える

これまでは仕事場というのが会社によって用意されているのが当たり前でしたが、これからはそうではない働き方はどんどん増えていくでしょう。これえまでは個人が会社に合わせていただけなのです。今後は会社が個人に合わせるようになることが増えます。そうすると場所の概念も変わってきます。仕事場は仕事をする人が毎日集まる場所だったのですが、それが、必要な時に集まる場所、ということになるのです。そうなるとオフィスを持つ必要がない企業も出てくるでしょう。

子供と対話する

そうはいってもオフィスがある企業も多いです。そういった企業で子連れ出勤についてどのように対応していくか。一つは子供との対話です。あまりに小さい子供は対象外ですが、ある程度会話ができる年頃の場合は、自分の仕事場を見せることはプラスに働かせることができます。そして子供にわかるようにどうして働いているのか、どうして仕事をしているのか、どうしてこの職場を選んだのか、ということを子供と対話してみてください。

子供は難しい話はわかりませんので、ものすごくシンプルな話にしなくてはなりません。これが非常に有効だと思うのです。あたかも自分自身と対話をしているような気持ちになるかもしれません。本当にその職場で働かなくてはいけないのか、ということを見つめなおす機会になるかもしれません。

子連れ出勤をするのは誰?

さらにこの議論で欠けているのかもと思うのは、子連れ出勤するのが誰なのか、という視点です。もしかして女性という前提になってしまっているのではないでしょうか。しかしそこもよく考えていく必要があります。男性が子連れ出勤をしてはいけない理由はありませんし、もし男性側が大きな会社に勤務していたら、子連れ出勤対応が可能な余裕がある会社である可能性だって高いはずです。

まとめ

子連れ出勤は今後増えることはあっても減ることはないでしょう。そうなってくると、どのように対応したらいいか、ということを今のうちから考えておくのがベターです。家族のあり方が変わっているのと同じように仕事のやり方、働き方も今後どんどん変わっていきます。変わっていくことに対して悲観することは簡単ですが、それよりも楽しんでしまうことの方が楽です。是非チャレンジしてみてください。